泣いて馬謖(ばしょく)を斬る


泣いて馬謖(ばしょく)を斬る

☆私情において忍びないが、全体の統制を保つために、
たとえ愛する者でも止むを得ず処罰すること。

「蜀史・馬謖伝」からの出典。時は三国志時代。
曹丕率いる「魏」、孫権の「呉」、劉備の「蜀」。中国は三つの国に分かれ覇権が争われていました。
皇帝の子孫とはいえ、うらぶれた田舎に住み、何のパトロンもついていなかった劉備のもとでその才能を発揮。
大国・魏や呉と対等に渡り合う勢力を作り上げていったのが、かの諸葛亮孔明その人であります。
しかしこの三国志時代は長く続きませんでした。
劉備の義兄弟・張飛は荊州で部下の手によって殺害。
同じく関羽は呉の呂蒙の策にはまり戦死。
冷静を欠いた劉備率いる軍は大敗を喫し、重要な拠点を失います。
失意の内に亡くなった劉備の後継として子の劉禅を立て、
実質的な最高責任者として孔明は軍の運営に奔走します。
その多忙さは峻烈を極め、寝る間もない働きでした。
風前の灯のような蜀軍の中で優秀な将軍として孔明に重用されていたのが、馬謖です。


しかしある戦で蜀軍は大敗。
その原因は指令を無視し独断で陣を敷いた馬謖にありました。
本来ならば斬首の厳罰。しかし今馬謖を失えばどうなるか…
多くの部下たちが慰留を求めましたが、孔明は軍律を最優先して頑として譲らず、処刑を実行。
馬謖のことを思い、孔明は泣いてその場を見守っていたそうです。
人生には、時として私情や恩愛を断ち切ってまで守らねばならないことがあるもの。
その時、その感情に負ければ大きな失敗をしてしまうことは歴史が教唆しています。
私情を断ち切ってまで法を遵守した孔明に、多くの人々が尊敬の眼差しを向けるのも頷けます。


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≪今日の1言≫

「まっしぐら できるできぬは 論の外」


事をなすのは、百のノウハウより一個の本気だ。
本気になると世界が変わってくる
自分が変わってくる
変わってこなかったらまだ本気になってない証拠だ

“空を飛びたいと
  いちばん強く思った人が
    飛行機をつくる”

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Anima Sana in Corpore Sano


"Anima Sana in Corpore Sano"
(健全な精神は健全な肉体に宿る)


アシックス創業者の鬼塚喜八郎さんが昨年9月、亡くなりました。
起業の原点は、
「戦後、焼け野原で見た少年少女の輝きを失った目だった」そうです。
創業は1949年。
ヤミ商売に明け暮れ、非行に走る子どもたちに、
「夢を与えたい!!」と決意し、
スポーツで立ち直らせようと運動靴作りに踏み出しました。
この時の思いと情熱が、無名の「鬼塚商会」を世界的な総合スポーツメーカー「アシックス」に育て上げたのです。
77年に「アシックス」を発足。
ラテン語の"Anima Sana in Corpore Sano"の頭文字から取ったもので、焼け野原での決意を、改めて社名に託したといえましょう。
95年に代表権のない会長に退き、起業や青少年問題などの講演、執筆、スポーツ振興などに尽力しました。
05年夏の毎日新聞のインタビューでは「少年犯罪の多発やニートと呼ばれる働かない若者の増加が気がかり」と話し、
「大人が大きなことを怠ってきた。
 子供たちに正当な仲間として接し、正常な人間の営みを教える必要があった。
 人のため社会のために働き、ともに泣いて喜ぶ。
 本当の喜びは苦しさの後に訪れる」
と語っています。
現在、アシックスは、大リーグのイチロー選手や、マラソンの高橋尚子選手らの特注シューズメーカーとして知られるほか、陸上競技、
サッカー、バスケットボールなど各種競技のシューズやウエアを製造しています。
氏はこうも語っていました。
「なぜ町工場の靴屋が世界ブランドになったのか?
 それには起業した動機が大変重要である。
 私利私欲ではなく、使命感を持ってやり抜くことが大切で、強い意志と社会貢献の精神がないと事業は成功しない。」


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≪今日の1言≫

「人の一生は 重荷を背おうて 遠き道を行くが如し」


人気NHK番組・「プロフェッショナル・仕事の流儀」スペシャルで、イチローが特集されました。
首位打者2回、7年連続200本安打、シーズン262安打のメジャーリーグ記録の樹立。
この、全世界が熱狂した輝かしい記録の裏側には、イチローの壮絶な、自己との戦いがあります。
大事な場面で、打てない。
すべきことは分かっているのに、重圧に体が動かない。
200本安打への挑戦と、シーズン終了ギリギリまで続いた首位打者争いは、確実にヒーローの精神を追いつめていました。
首位打者を逃した、と確定した打席のあと、目を赤くして守備についたイチローの姿は忘れられません。
「過去の自分のバッティングを振り返ると、よくあれで打てたなって、今もそう思うんです。
 これは終わりがないんですよ。」
あれだけの記録を樹立しながら、過去の栄光や現状に決して満足せず、理想のバッティングを求め続けるイチロー。
そんなイチローに憧れる子どもたちは数知れず。
その努力を、誉め讃えない大人はいません。
しかし、どんなバッティングができれば、どこまで記録をのばせば、イチローは心から安心・満足できるのでしょうか。
どれだけ周りから羨望のまなざしでみられても、本人に安心・満足がないとは・・・。
「プロフェッショナルとは、
 ファンを圧倒し、選手を圧倒し、
 圧倒的な結果を残す、ということです。」 (イチロー)
イチローの戦いは、今年も続きます。

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TODOリストは、一つにまとめておくと便利


TODOリストは、一つにまとめておくと便利。

「TODOリスト」とは、しなければいけないことを、備忘録として取っておくメモのことですが、
昨日は、
【 いつも持ち歩いて、一日に何度も確認すれば便利 】
ということを話しました。
今日は、
【 2つも、3つも作らずに、1つにまとめておくと便利 】
ということについて話します。

皆さんも、電車の待ち時間とか、ちょっとした合間の時間がありますよね。
そういう、15分か、30分の空き時間に、少しずつ、TODOを終わらせていけばいいのです。
合間のちょっとした時間だけでなく、予定がキャンセルされたなどの理由で、まとまった時間が出来た時も、TODOリストの出番です。
リストを眺めて、その空き時間で出来ることがないか探してみましょう。
その時には、TODOが、色んな所に散らばっていては、確認が出来ません。
メモ用紙、ケータイ、パソコン、手帳、色んな所にメモをしてもいいのですが、最終的には、1箇所にまとまるようにしておくといいのです。
TODOリストが一箇所にまとまっていると、すべき作業が「一元化」され、時間の有効活用になるのです。


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≪今日の1言≫

「善い因は 時期を選ばず すぐに蒔け」


タレントの明石家さんまさんは、
「常に人を笑わせたい、明るくしたい」と思っていて、
テレビ番組の収録のときだけでなく、番組スタッフや、首都高を走る時など、料金所のおじさんにも必ずギャグをかますそうです。
「さんまさんは 裏表なく、いつも人を笑わせようとする」と、信用(芸人としての)を得ているのです。
ハードスケジュールで疲れている中、なかなかできることではありませんよね。
心がけに、感心させられます。

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スプートニクの恋人


初の宇宙飛行から、既に50年が経過しています。
人類が宇宙に残した最初の足跡が、旧ソビエト連邦が打ち上げた人工衛星「スプートニク1号」でした。
スプートニク(Sputnik)とは"旅の道連れ"という意味のロシア語。
この"スプートニク"をタイトルにとって、村上春樹の書き上げた小説が『スプートニクの恋人』です。
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「わたしにはそのときに理解できたの。
 わたしたちは素敵な旅の連れであったけれど、結局はそれぞれの軌道を描く孤独な金属の塊に過ぎなかったんだって。
 遠くから見ると、それは流星のように美しくみえる。
 でも実際のわたしたちは、ひとりずつそこに閉じこめられたまま、
 どこに行くこともできない囚人のようなものに過ぎない。
 ふたつの衛星の軌道がたまたまかさなりあうとき、わたしたちはこうして顔を合わせる。
 あるいは心を触れ合わせることもできるかもしれない。
 でもそれは束の間のこと。
 次の瞬間にはわたしたちはまた絶対の孤独の中にいる。
 いつか燃え尽きてゼロになってしまうまでね」
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分かり合いたいのに、分かり合えず、誰にも言えない心を抱えて、孤独な私たちは、一体どこに向かっているのでしょうか。


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≪今日の1言≫

「点滴も 絶え間なければ 石うがつ」

最後まで薄氷を踏むように、剣一筋に生きた宮本武蔵。
60数回の真剣勝負に遅れをとらなかった。
一瞬一瞬が緊張の連続だったろう。
全てのことを剣一筋に取り入れて、腕を上げていった。
武蔵には天性もあったが、心がけによって、その腕は築かれていった。

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ポスターやチラシを水平に貼る方法


先日、部屋の壁に資料を貼ろうとしていた所、知人から水平に貼る方法について教えてもらいました。
ポスターを壁に貼る時、左右の端を同じ高さに揃えるのは、なかなか難しいものです。
自分では水平に貼れたと思っても、いざ離れた場所から見てみると、どちらか一方に傾いているということも、しばしば。
まるっきり無地の壁などでは、特にそうなりがちです。
少し離れた場所から誰かに見てもらいながら、「左、もうちょい上」とか「右、もう1センチ下」とか、指示を出してもらうのが一番手っ取り早いですが、自分一人しかいないと、そうもできませんよね。
こんな場合、“あるツール”を使うことで、ポスターの左右の高さがズレていないか、手軽に計測することが可能です。
そのツールとは、どこの家庭にもある衣類用の「ハンガー」。
ハンガーはフックの部分を持ってぶら下げると、端と端の高さが等しくなり、水平になります。
まずポスターを貼りたい場所の上にハンガーをぶら下げ、平行となる位置を確認します。
つづいて、ポスターの上端が、ハンガーの下端と平行になるように貼ります。
これだけで、誰でも左右の高さが均等になった状態で、ミスなくポスターを貼ることができるんです。
ハンガーの幅が広ければ広いほど、より精度は高くなります。
ポスターに限らず、額縁や壁掛け時計などでも使えるワザなので、皆さんも試してみては?


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≪今日の1言≫

「謗るまじ たとえ咎(とが)ある 人なりと
 我が過ちは それに勝れり」

あるところに、内輪ゲンカの絶えないA家と、平和そのもののB家とが隣接していた。
ケンカの絶えないA家の主人は、隣はどうして仲よくやっているのか不思議でたまらず、ある日、B家を訪ねて懇願した。
「ご承知のとおり、私の家はケンカが絶えず困っております。お宅はみなさん仲よくやっておられますが、なにか秘訣でもあるのでしょうか。
 一家和樂の方法があったら、どうか教えていただきたい」
「それはそれは、別にこれといった秘訣などございません。ただお宅さまは、善人さまばかりのお集まりだからでありましょう。私の家は悪人ばかりがそろっていますので、ケンカにはならないのです。ただそれだけのことです」
てっきり皮肉られているのだと、A家の主人は激怒して、
「そんなばかな!!」と、言おうとしたとき、B家の奥で大きな音がした。
どうも皿かお茶碗でも割ったようである。
「お母さん、申し訳ありませんでした。
私が足元を確かめずにおりましたので、大事なお茶碗をこわしてしまいました。私が悪うございました。お許しください」
心から詫びている、お嫁さんの声がする。
「いやいや、おまえが悪かったのではありません。先ほどから始末しようしようと思いながら 横着して、そんなところに置いた私が悪かったのです。すまんことを いたしました」
と、続いて姑さんの声が聞こえてきた。
「なるほど、この家の人たちは、みんな悪人ばかりだ。ケンカにならぬ理由がわかった」

A家の主人は感心して帰ったという。

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